いつもとは違う意味の温泉旅行

先日、10日から
仙台作並温泉のホテルに二泊してきました。

私の母は、兄姉妹8人。長男は80歳を超えるおじいちゃん
末の妹は還暦を過ぎたばかりの若おばあちゃん
毎年、新年会はほとんどのメンバーが顔を揃えて
温泉旅館で新年会を行っています。
そこには、伴侶と伴だって参加する者、子供と参加する者(私と母のように)がいますので、毎回10名を超える参加人数です。

毎年、8人もいるとそれぞれの都合もあって、
ひとりふたり不参加だったりするので、
なかなか全員が揃うことが難しいことでした。

しかし、昨年全員が揃ったんです。
みんな珍しいね!って、口をそろえて言ってました。

そんな想い出も消えぬうちの大震災・大津波
その大津波の犠牲になってしまった、母の妹とその息子
その年の兄姉妹全員揃った新年会はなにかの力が働いて
会うべくして会ったのだと思わざるを得ない思い出と変わってしまいました。

その年、一番末っ子になる叔母は、旅館に着くなり
風邪の症状がでて、高熱で寝込んだ。
そして、二泊したにもかかわらず、食事もろくにとらず、寝て過ごした。
震災が起きる前には、私は何のためにこの旅行に参加したんだろうか~って笑いながら話していました。

今年は、いつもの新年会ではありません。
サヨナラも言わずに行ってしまった姉妹を偲ぶ会となりました。




そんな中、不思議なことがありました。
一泊目の夕飯の席でのこと・・・

ほとんどの食事が終って、デザートも出されてたかな?
テーブルにそれぞれ着席していたら・・・叔父の足元に
チャリチャリン~って音が?????
最初スプーンでも落ちたのか?
足元を見たら10円玉だったので~
おじさん10円落ちたよ!って言ったら
財布を持ってきてないよ~って!しかも、お風呂上りの浴衣姿
今の浴衣って、袂が無いというか普通の袖になってるから
そこに入れていたとも考えられず・・・しかも、掛けてるイスも
コインが挟まるところも無く、食事中どこにそのコインが隠れていたのか
考えてもわからず・・・映画ゴーストのように、自分の存在を知らせるために
コインを動かした・・・そんなエピソードを思い起こし
あら~おばちゃんかな~って

ほんとどこから落ちた10円だったんでしょうか???


この温泉旅行、もっと大きな事件がこの後
起こったんですよ~

一泊目の夜中、なんと突然非常ベルが鳴りました。
火災報知器が、火災発生の知らせ
3階で火災発生・・・直ちに避難を開始してください

そう夜中に鳴り響く、非常警報
私たちの部屋は4階・・・あっせりました~
外は氷点下の寒さ、貴重品を持って、コートを羽織り速攻非常階段を駆け下りましたよ~
3階の非常階段の扉は閉まっていたので、煙が流れてこないことを確認しながら降りたんですが、1階ロビーまで到着した時には・・・
なんと誤報だったとの会場スタッフのコメント
床にへたり込む勢いでしたよ~

ま~誤報でよかったんですがね~
私たちがロビーまで行く間、誘導するスタッフがひとりもいなかったこと
そして、誤報として謝罪のコメントが出された時は、ロビーにスタッフひとりしかいなかったこと・・・
これが誤報でなかったとしたら・・・と考えるだけで生きた心地のしない夜でした。


忘れられない、温泉旅行になりました。


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